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御神木祭
  • 2025年06月10日
  • 報告・感想
御神木祭
先週、隣の上松町で「御杣始祭」(みそまはじめさい)があって、伊勢神宮の式年遷宮に使うヒノキを伐り出す様子を中継してました。



何がすごいって、樹齢300年以上のヒノキを、素手で斧だけを使って伐採!

外宮用、内宮用の木の先端が交わるように倒す(ではなく「寝る」という言葉を使う)という伝統の技に驚きました。



以前、夫が庭の細いカラマツをチェンソーで伐採しようとして、家の方に倒れそうになり、大声で助けを求めて、近所の人々に手伝ってもらって事なきを得たことがありました。
狙った方向に倒すのは、本当に難しいんですよね。



翌日の御神木祭は間近で観れました。


御神木の先端は、菊の紋章のように16面にカットされた波目模様だそうです。


木曳きの時に掛け合いで歌う木遣歌は、木曽のヒノキへの愛情や伊勢に奉納することへの誇りを詠っていて、まるで婚礼の時の親心のようだと思いました。

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